公務員の異動パターン・出世

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国家・地方公務員の異動や出世はどうなっている?

国家公務員と地方公務員の異動パターン・サイクル、出世・昇任について紹介します。

 

国家公務員の異動と出世

 

国家公務員の試験区分には大きく総合職・一般職、職種は事務系・技術系に分けることができます。それによって異動パターン・サイクル・出世が異なってきます。

 

一番決定的に変わってくるのがキャリア採用組(総合職)とノンキャリア採用組(一般職)です。キャリア組の異動サイクルは2年程度と短いスパンになります。本当に早いと半年で異動が命じられることもあるそうです。

 

さらに異動になる範囲も広いのが特徴的です。若い内は日本のあちこちの国家機関で勤務することになります。さらに場合によって海外研修・勤務に行くケースもあるようです。

 

出世のスピードもエスカレーター式の早さです。本省と地方機関の異動を繰り返し、高級幹部(本省課長級以上)になると霞ヶ関の本省勤務がほとんどになります。

 

一方一般職のノンキャリア組は2~4年のサイクルで異動を繰り返すことが多いようです。キャリア組と比べると異動スパンは長いですが、民間企業と比べるとやはり短いのが特徴です。異動は本省採用組・地方機関採用組で異なり、本省採用組は本省と地方機関の異動を繰り返し、地方機関採用組は基本的に本省勤務することはほとんどなく、地方で異動を繰り返します。

 

一般職には大卒・高卒とありますが、出世スピードにはほとんど差はないようです。昇任は1つひとつ階段を登るイメージになります。

 

また、事務系・技術系を比較すると省庁のトップ階級の職員に当たる事務次官になりやすのは、過去の歴任者を見る限り事務系と言えます。但し国土交通省など一部の省庁では技術系の事務次官が多いケースもあります。

 

異動サイクルは上記のとおりですが、異動先の業務内容が事務系は範囲が広いのに対して、技術職はある程度範囲が決まっていることが特徴です。

 

地方公務員の異動と出世

 

地方公務員は試験区分が大卒(上級・Ⅰ類)、短大卒(中級・Ⅱ類)、高卒(初級・Ⅲ類)に大きく分かれます。国家公務員のように試験区分によって異動・出世が変わってくることはほとんどなく、異動サイクルは3~5年と国家公務員に比べると若干長いスパンになります。また事務系は県庁であれば知事部局・各委員会など幅広い業務・異動をしますが、技術系はある程度異動する部署が決まっていて、、仕事内容も専門分野と関連することが中心になるのが特徴です。